JAMDAブログ

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2008年03月27日

[  第36回JAMDA 海外視察ヨーロッパ08’とパリ  ]

今回初めてこのツアーに参加させて頂きました。自分自身も初めてのヨーロッパであり 語学の方に一抹の不安がありましたが、添乗員伊藤さんはじめ、現地のコーディネイトの方々に、いろんな話やアドバイスを聞く事が出来まして、大変参考になりました。本当に有難うございました。

1日目は成田~ミュンヘン~ケルンと移動だけになり、2日目に今回の視察のメインでありますユーロショップに向かいました。ユーロショップはドイツ・デュッセルドルフで3年に1度開催される世界最大規模の(店舗什器、マネキン/照明/陳列ショーケース/販促資材/システム見本市スタンド/情報処理/POSマーケティング等)の見本市です。私自身も営業で見本市の仕事に僅かながらたずさわっていますが、思ってた以上に大規模でした。

会場の広さもそうですが、根本的に造りが違っており、あらゆる物がシステム化された什器、パネル、布、金物が多く使用されており、日本で良く見かける木工、造作、経師等は殆どありませんでした。又、会場自体の造りで天井から各ブースの装飾物、システム等を吊るす事が出来る事が素晴らし感じられました。

全部で16号館あるうちの1つの9号館は、システム什器等のブースで占められており、当社も契約しているスイスのプロテント社のブースも出店しておりました。他のシステム什器等も初めて見るものばかりで、大掛かりなものは設営方法や納期、コスト等が逆に気になりました。

次はマネキンのみブースですが、どのメーカーも周りを壁で囲い、外からは中が直接見えないようにして、出入口のみを開けて来場者をチェックする形をとっているブースが多くありました。名刺を渡せば中に入れるのですが、写真を撮って良いとこと、駄目なとこがありました。最近は中国人によるコピー問題が大きく、厳重なのが印象に残りました。マネキンの全体のイメージとしては、リアルなマネキンのシェアーも多く、ポーズが大きく、派手なものが目をひきました。

3日目は午前中だけになりましたが、駆け足でのユーロショップの残りの見学です。ショップフィッテイング、什器、ライティング等のブースを1つずつ見て廻りました 什器パーツ等やLEDの棚板下照明等が多く、興味のある物が有りました。1日半ぐらいしかユーロショップに滞在出来なかったので、少し物足りなさ感が残りましたが、総体的な印象としては、世界50カ国より約1,600のメーカーが展示発表をしているので、活気が凄く、訪問客がより分かるように、展示の分類(展示システム関係、サイン関係、照明関係、什器、マネキン関係等)をしている事、廃棄物の減量とリサイクルの推進で展示システム化している事、どのメーカーも自社製品にプライドを高く持っている印象がありました。又、商談スペースも豪華に造っており飲食(お酒が出ているので)が当たり前になっている点が、日本と違う所でした。

夕方にはデュッセルドルフ~パリに移動です。ホテルに着いたのが夜の12時をまわっており、やっと晩飯(幕の内弁当)にありつけました。(このあたりが一番しんどい時でした)

4日目はヨーロッパ隋一と言われる複合ショッピングモールの見学です。あいにくの雨でラ ヴァレアウトレットの方はあまり動けなかったのですが、ヴァレデヨーロッパの方は全館屋内でしたので滞在時間を有意義に過ごせました。午後からはパリ市内への移動です。ドイツに比べますと断然に道路が狭く、渋滞が多かったですが、短い時間内で市内のショッピングエリアのディスプレイを見学できました。

5日目は 午前中はベルサイユ宮殿の見学に出掛けました。市内からバスで約1時間かかりましたので、午後はフリーで市内を回りましたが、予定していた美術館見学が回れなかったのが残念でした。夕方からはムーランルージュのショーに向かいました。思っていた以上にダンス、アドベンチャー、サーカス、フレンチカンカンなど数々の出し物でしたが、ステージの一番前に座れた事もあり、凄い迫力と感動、笑いがあり約4時間と長かったですが、大変楽しめました。

最後に今回の海外研修は7日間(実質は4日間)と本当にあっという間でした。ドイツ~フランス~ドイツに回る行程はいいのですが、少しハードな日程だと思います。出来ればユーロショップの事前の設営見学とか出来れば、もっと参考になったかも・・・ 自分自身もやはり事前にもっと向こうの事や行動スケジュールを組んどけば良かったと後悔しましたが、日本では味わえない事ばかりでしたので、本当にこのツアーに参加させて いただき、有難うございました。

2008年3月27日
(株)彩ユニオン 営業部 魚井 一生

投稿日時:2008-03-27