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2011年03月23日

[  JAMDA海外研修レポートユーロショップ2011とパリ  ]

ユーロショップ2011


レポートユーロショップ2011 3年に1度ドイツのデュセルドルフの見本市会場で、今回2011年2月26日(土)から3月2日(水)まで開催されました。
二日間の日程の中で吸収出来る全てのものを自分のものにすべく臨んだ世界最大規模の見本市。一歩足を踏み入れた瞬間より、幾重にも連なるブース、世界各国の人々の熱気。 あまりの広大な規模に驚きと軽い興奮の中で始まった視察。

レポートユーロショップ2011
■レポートユーロショップ2011
まずは、展示館No3~No5マネキン、サイン、什器関係を重点に置き視察を行いました。
日本には見かけないマネキンのポーズや色・什器の形・塗装など斬新さ、意外性と今までの固定観念が全て撃ち払われた思いのなかで終えた初日。

二日目は、初日の興奮も冷めやらぬまま広いブースを一秒たりとも無駄にしたくないという思いで、所狭しと歩き(とにかく歩き、歩いて回り足が棒になる!ってこういう事だと思うほど歩き)視覚を通して感じたままに写真に収め、限られた時間を十二分に活用した二日目。

各ブースに独創性があり、紹介する側も熱き思いでその独創性を問いかけてくる。
見る者の目を引きつける魅力ある展示の素晴らしさ。この場に身を置き体感できた事は今後のわたしの財産と成り得たと確信しています。

ただ、ただ、感動!

デュッセルドルフ市街地


デュッセルドルフ市街地
■デュッセルドルフ市街地
メッセ会場から地下鉄に乗りハインリヒ・ハイネ・アレーで降りデュッセルドルフ旧市街ケーニヒスアレー通り・百貨店ガレリアカウフホーフ等の視察を行いました。
旧市街地では、祭りが行われていて様々な衣装を着けた人や白馬に跨った人ビールを美味しそうに飲んでいる人インビス(ドイツのあっちこっちに見られる軽食スタンド)でブラートヴルスト(焼きソーセージをパンで挟んだもの)を食べている人と沢山の人々が旧市街に集まっていました。

祭りの陽気さに誘われて心なしか街全体も華やいだ雰囲気があり私もカフェでティ―タイム。
店からみる街の景観にもオブジェ・看板?が見られどの景観も枠で囲むと一枚の絵ハガキ。
時の流れをゆったりと感じ...寛ぎ過ぎてカフェに忘れ物!!
カフェの女性店員さんが持って追いかけて来てくれ、ドイツ語でエントウシュルディゲン(すみませ~ん)?英語でハロー・最後に日本語で(おーい!)と呼び止められ慌てて日本語で、すみませ~ん!せめて「ダンケシェーン!」(ありがとう!)と一夜漬けのにわかドイツ語をお披露目したかった。

旧市街
■旧市街
ケーニヒスアレー通り、数々の有名ブランドのショップが立ち並んでいて華やか通りです。
街全体が静かな時を過ごし、長い年月によってかもし出される色合いや街並み。
旧市街、バーや居酒屋等が密集していて細い路地に一歩足を踏み入れるとそこは別世界。
歴史を感じられる建物や色使い石畳みの道路、街のあちこちにあるユニークなオブジェ、歴史ある建物と斬新なオブジェが混在する街の中でそれぞれの持ち味を互いにかもし出している。

ガレリアカウフホ-フあまり大きな百貨店ではありませんでしたが、通路が大きく驚いたのは、盲導犬ではない犬の同伴可能で、それもゴールデンレトリーバーやラブラドールレトリバー等大型犬も飼い主と一緒にリードを付けて店内を買物をしていました。

なぜか、それが一つのインテリアとして感じられる空間に驚きと新鮮さを感じた私でした。

インビス
■インビス
ケーニヒスアレー通り
■ケーニヒスアレー通り
オブジェ・看板
■オブジェ・看板

パリ自由研修


パリ
■パリ
研修4日目は、1日自由研修。時間の許す限り見どころ満載のパリを満喫したいとの思いで、まずはメトロでシテ島に行きノートルダム寺院、ルーブル美術館、オペラ座、オペラ通り、ギャラリ―ラファイエット、凱旋門、エッフェル塔を視察しましたが、正直なところせめてもう一日、時間があれば…と、つい欲深なことを思っていました。

ドイツのケルン大聖堂も見事でしたが、このノートルダム大聖堂もゴシック様式を代表する建築で随所に施された優美で繊細な彫刻と三つのバラ窓のステンドグラスは、細部にわたり職人の手が施され見るものすべての人の心に余韻を残す素晴らしいものでした。

ノートルダム寺院
■ノートルダム寺院
ルーブル美術館よりオペラ通りを散策しながら街の景観を楽しみました。
視点を変えるといろいろなものが目に飛び込んできて思わずシャッターを押していました。

街並み全体が深い趣のある中で、それぞれの店舗のファサード、その店のテント使いの上手さ色も街並みの景観を損なうことなく、単色でありながらも歴史ある建物との融合性。
街並みには、無駄な看板がなく、色、フォントなどすべてに独創生があり、それぞれの個性を主張しながらも互いが補いあう魅力ある店づくり、路地裏に至るまでどれもが興味深く視察することができました。

やはりパリはお洒落な街で、街全体を一つの百貨店のような錯覚さえ覚えるたたずまいにパリの街並みを十分堪能できた一日でした。

私事ではありますが、二十数年前に購入したシテ島とノートルダム寺院のポスター、冬の暗い空に覆われた、河畔からみたいついもと違うアングルからの景観に心ひかれて購入しました。いつかこの地に立つ事が出来たなら…。そんな夢のような事が実現し、鳥肌の立つ程の感動を覚え、目にも、心にもしっかりと焼きつけました。もちろん、記念のシャッターも…。

ギャラリー・ラファィエット
■ギャラリー・ラファィエット
パリのカフェ
■パリのカフェ
パリ広告塔
■パリ広告塔

ヴェルサイユ宮殿


ヴェルサイユ宮殿
■ヴェルサイユ宮殿
日本でも有名なヴェルサイユ宮殿。国王ルイ14世が父ルイ13世の建てた小さな館を改装したのがヴェルサイユ宮殿の始まり。実際現地に到着してみると、100年もの間フランス国王の座所として政治の中心であり、費やされた費用と労力においても空前絶後の規模を呈し“贅の極み”そのもの。
しかし、当時のヨーロッパの宮殿建築の規範となっただけにすべてにおいて豪華で壮大なスケールには圧巻。庭園も素晴らしく、時の経つのも忘れ見入ってしまう程の美しさでした。

宮殿の規模、広大な敷地にとどれをとっても当時のフランスの栄華を極めた様子が感じられるところでした。

最後に・・・


庭園
■庭園
アディスミューズ工藤団長を始め研修に参加された各社の皆様大変お疲れ様でした。
エーアイジャパンの奥村様大変お世話になりました。
私自身久しぶりの海外、初めてのヨーロッパ。私のすべての五感(視る、聴く、嗅ぐ、味わう、触れる)を通して吸収し得た様々なことは必ず今後に生かせると思っています。
このような機会を頂き本当にありがとうございました。

すべての一期一会に感謝いたします。

株式会社ローザ 福岡店営業部 吉田裕文

投稿日時:2011-03-23