JAMDAブログ

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2016年01月06日

[  第44回 JAMDA海外視察 研修レポート  ]


★★★ ニューヨーク・クリスマスディスプレイ ★★★
平成27年12月3日~12月8日・・・6日間

この度、12月3日~12月8日の日程で、第44回JAMDA海外視察に参加させて頂きました。
ギュッと凝縮した日々で、デザインに携わる人間として、とても充実した日々を過ごしました。
全日程の全てはご紹介できませんが、私が印象に残った場所を抜粋してご報告させて頂きます。

12月3日(木) 19:40 日本航空直行便にて、ニューヨークへ
12月4日(金)

終日 ニューヨーク研修

バッテリーパーク~グランドゼロ~チェルシーマーケット~ウォール街
ソーホーエリア~ロックフェラーセンター等 五番街散策
Adel Rootstein  ショールーム訪問

12月5日(土)

ニューヨーク~郊外(ニュージャージー州)へ

ブルーミングデール百貨店 公式訪問
ガーデンステーツモール~ブルックリン(ウイリアムズバーグ地区)散策

12月6日(日)

終日 自由研修

セントラルパーク~ダコタハウス~メトロポリタン美術館~
5番街・6番街 散策

12月7日(月) 9:15 日本航空直行便にて、成田へ


12月4日(2日目)
バッテリーパーク⇒グランドゼロ⇒ウォール街⇒チェルシーマーケット
ソーホー地区散策⇒5番街散策⇒Adel Rootstein ショールーム訪問

自由の女神像
対岸からでしたが 「ニューヨークに来たな」 と、改めて感じました。
最終日に行かなかった事を、日本へ帰って来て後悔しました。
*台座を合わせて、93Mもあるんです。

ウォール街(フェラデル・ホール前 ジョージ ワシントン像)
10代の頃、「ウォール街」という映画を見ましたがまさか自分がその土地に 行くとは思いませんでした。
一昔前は、大手の金融機関の本社があったのですが、今は、移転してしまったらしいです。
*勿論 同じポーズで写真に納まりました。

ソーホー地区
一見 古い街並みに見えますが、5番街6番街より、建物は新しく感じました。
自分が街並みを歩くだけでオシャレになった様な気がします。

5番街
毎日見ても飽きない5番街。普段なら歩くのを避けますが、この街並みなら、「歩かないと損でしょ!!」と思いました。
実際 滞在中は昼夜となく毎日歩いていました。
ただ 歩いてるだけなのに、力がみなぎってくるんです。

Adel Rootstein ショールーム
私個人の初日の目玉は、アデルショールームの視察でした。
マネキン業界に身を置くものとしては、海外のマネキンにとても興味がありました。
視察して感じた事は、「ただただ、製作時の考え方が違う!!」の一言です。
瞬時に「ここまでリアルマネキンに徹して良いものか??」 と思ってしまいました。
*一見 蝋人形の様にも見えます。
時代に沿った使い方をする、日本のマネキン文化とは根本的に考え方が違うと思いました。
ただ、実際見て「凄い!」「やっぱり海外製品は違う!!」と 思いましたが、
「日本のマネキンメーカーも負けてはない!!」そう思いました。


12月5日(3日目)
ブルーミングデール百貨店公式訪問⇒ガーデンステーツモール
ブルックリン(ウイリアムバーグ地区)

ブルーミングデールのWDの一部。
コンセプトは、「五感」でした。
touth(触覚)・sound(聴覚)・taste(味覚)・sign(視覚)・sence(嗅覚)
日本にある百貨店の感覚とは程遠い内部環境でした。
複数のビルを繋げて、今に至るらしいです。

◇◇◇ブルーミングデール百貨店 公式訪問◇◇◇

ブルーミングデール百貨店の公式訪問も、私がニューヨークで楽しみにしている場所でした。
事前にバスの中で、「12月最初の週末であること」「年間売上の半分以上がクリスマスシーズンに偏る事」等を聞いていた為、公式訪問とはいえ、まともな対応はして貰えないのではないかと言う思いがありました。
しかし、最初に御挨拶されたのが、副社長のジョン・ナトリ氏。通訳を介してですが、20分近くブルーミングデールの事を熱く語って下さいました。
ナトリ氏の言葉で印象に残っているのは、「WDはお客様とのコミュニケーションの場所である」
「常に新しい商品、初めて見る物に拘る」・「ブルーミングがトレンドを作る」等です。
日本では、「競合相手はどうだろう?」・「他社との比較は?」等と思ってしまいがちですが、
「ブルーミングはどうあるべきか?」を一番に考える企業の取り組み方に、
スタッフ1人1人の情熱と誇りを感じました。店内視察も、「自由に写真を撮って貰っても構わない」、
とにかくビジュアルを見てデザインの勉強をして欲しいと、
女性スタッフの方が各フロアーを丁寧に案内・説明をしてくださいました。
約一時間程度の訪問でしたが、今回のニューヨーク研修で一番記憶に残る場所でした。
*欲を言えば、もう少しゆっくり歩いて見ていたと思いました。


12月6日(4日目)
セントラルパーク⇒ダコタハウス⇒メトロポリタン美術館
5番街・6番街 散策(終日自由研修)⇒さよなら夕食会

研修最終日は、各自自由研修となりました。
事前に色々調べ、何処に行こうか考えた結果、出た答えが 「とにかく歩こう!!」
何カ所か立ち寄る以外は、歩いてみようでした。
迷ってもなんとなる!今日だけはニューヨーカーだ!

セントラルパークだだの公園だけど、 ニューヨークにあると思うとテンションが上がります。
普通の地下道も、何故かオシャレに見えます。
ランニングやウォーキングをしている人が多かった。
ニューヨーカーも健康第一なんですね。

◇ストロベリーフィールズ(故 ジョン・レノン碑)◇
この場所も、訪れたかった場所の一つでした。
音楽を愛し、ただ平和を願っていたジョンが、凶弾に倒れ35年の月日が経ちます。
グランドゼロを訪問した時も感じましたが、当たり前に暮らしている今が、とても幸せな事、そしてその当たり前な事を日々感謝しなくてはいけない事。
改めて感じました。

◇ダコタハウス(エントランス)◇
セントラルパークの直ぐ横にある、高級集合住宅です。
今まで、各界の著名人が住んでいましたが、役員会の審査があり富や名声を兼ね備えていても、入居出来ない場合があるそうです。
絶賛 改装中でした!!!
今回の研修で唯一の不運が、ダコタハウスが改装中だったことです。
中にも入りたかったのですが、とても太刀打ちできそうにない方々がどっしり構えていました。

◇メトロポリタン美術館◇
敷地40ha 展示面積60,000㎡、約850の展示室、300万点にものぼる美術品の所蔵を誇る、世界3大美術館の1つです。
入場料は、「希望額」!! 目安は25$ですが、色々な方の寄付で運営をされ、潤沢な資金がある為、出せる範囲で良いそうです。
*勿論 私は大人ですので25$払いました。
全フロア―観覧するのに、駆け足で1日掛かると言われています。
時間が無く、ほんの一部しか見れませんでしたが、念願叶い訪れる事が出来ました。
時間を忘れると言いますが、本当にその通りでした。

◇5番街・6番街 散策◇
やっぱり何度通っても、飽きませんでした。
毎日昼夜問わず歩いたにもかかわらず、新鮮味が薄れません。
チェーンのドラッグストアーも、スターバックスも日本にもあるのに、何故か目を引く。
勝手が解からず、買い物も出来なかった初日が嘘のようです。
慣れてきた分、明日は帰国だなと、しみじみしました。

◇さよなら夕食会にて◇
あっと言う間の、4泊6日。皆さんとの別れを惜しみつつ
ニューヨーク最後の食事(夕食会)を楽しみました。
今回視察団の団長を務めてくださった、アディスミューズの黒岩さんが、12/6誕生日でした。
無理を言ってケーキを用意して頂き、皆からのメッセージカードを渡しバースデーソングでお祝いをしました。
普段現場でしか顔を合わす事がない、競合他社の面々と日本から遠く離れた地で、誕生日を祝えることが出来るとは思いませんでした。これもニューヨークでの良い思い出の1つです。


2月7日(5日目)最終日
ニューヨーク ジョン・F・ケネディ空港より 成田へ

今回 私にとっては、初めてのニューヨーク研修でした。
一度は行きたいと思っており、念願が叶った結果となりました。
見る物全てが新鮮で驚きの毎日でしたが、視察の楽しさよりも「明日からまた頑張れる!!」と街から力を貰ったように思えます。
その力を今後の業務に活かし、さらなるステップアップを心懸けたいと思っております。
最後になりますが、現地コーディネーターの岩田様、㈱エーアイジャパンの奥村様
現地で色々とサポートして頂き、ありがとうございました。
視察団全員が、病気・怪我・トラブル無く帰国できたことを、改めて感謝申し上げます。
また海外視察に快く送り出して頂いた、弊社社長をはじめ社員の皆様方にお礼申し上げます。

 

株式会社 京屋 西部事業部 広島営業所
瀬田智行

投稿日時:2016-01-06