2017年01月20日
[ 平成29年度年頭所感 ]
謹んで新年のお喜び申し上げます。
本年が会員様各社にとりまして、より良い一年となりますことを心からお祈りいたします。2016年は熊本の大地震、英国のEU離脱、米国の大統領選挙での結果など我々が思ってもみなかったことが相次いだ激動の一年でした。2017年が平穏な年になることを心から期待してやみませんが、世界情勢や日本の現状を鑑みますとさらなる激動が待っているような気がいたします。
これまでの認識や思想、社会的価値観に大きな変革が起き始めているのではないでしょうか。
AIやIOTの技術革新はあらゆる業界のみならず我々の生活の中に浸透し始め、大きな変革の波が押し寄せ次のステージへ進んでいく過渡期に来ているようです。
私共の会員様企業にとってインパウンド需要の縮小傾向、一時は安さ先行からの脱却の動きが見られたが、再び価格訴求への動きが広がるデフレの懸念や個人消費性向も従来の買い物中心の「モノ」指向から体験型消費「コト」消費の変化、又アパレル業界は構造的な課題に直面し、業態リノベーションの取り組み、人口減、少子高齢化などの大きな社会の流れがあります。
私は昨年5月に日本マネキンディスプレイ商工組合の理事長に就任させていただきました。その際私達を取りまく環境は大変厳しい状況でありましが、しかし「あきらめない心」を持って全力で取り組むことをお約束しました。
新年を迎え、気持ち新たにJAMDA会員様が生き残り成長していけるよう頑張ります。今後とも変わらぬ温かいご支援、ご指導を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
日本マネキンディスプレイ商工組合
理事長 澤井 和興
投稿日時:2017-01-20