JAMDAブログ

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2017年03月29日

[  JAMDA ユーロショップ2017とパリ 視察レポート  ]


■3月4日 SAT(1日目)

各社視察メンバー21名が成田空港に集合。団結式の後,12時間のフライトでフランクフルト空港へ移動。
フランクフルトから,専用バスにてマリティムホテルケルンへ。
初日はほぼ移動のみでしたが,当日夜と翌早朝にケルンの景観を散策出来ました。


■3月5日 SUN(2日目)

<デュッセルドルフ>
ユーロショップ1日目は,朝からマネキン,ショップウィンドー装飾,ライティングの各種デザイン・技術などを中心に視察しました。
日本のメジャーな商談展示会と比べ,映像・音響を用いた様々なインスタレーションの工夫が多く見られ,効果的な天井吊り造作が各ブースと会場全体の立体感を出していました。
マネキンはリアルよりも抽象タイプが圧倒的に多く見られ,やはりダイナミックなポージングのものは,多くの来場者の目を惹きつけていました。
日本と比較して,極端な違いや驚きこそ感じませんでしたが,後日パリのショップウィンドーや百貨店を視察したなかで,マネキンそれ自体の位置づけ・存在意義については,日本での現在主流のそれとは異なる印象を受けました。
(トルソーでは真似出来ない普遍的な価値や,芸術品としての個性・表現力など,本物志向への欲求において。)
マネキンには服や商品を魅力的にみせて売るという役割がありますが,時代の流れとともに変化と進化を繰り返しながらも,やはり個性的な芸術品であるべきと再認識する機会となりました。

<ケルン>
夕方には,600年の建造期間を要したと言われるケルン大聖堂を視察。生まれて初めて目にする巨大で重厚なゴシック様式の外観は,とにかく「壮大」の一言でした。


■3月6日 MON(3日目)

<デュッセルドルフ>
ユーロショップ2日目は,店舗設備・什器・素材や商業用設備など,昨日まわり切れなかったブースを視察。
午後の残り時間は,初めて電車を利用して中央駅からインマーマンを通り,市街地を視察しながらゆっくりと食事をとることも出来ました。アルトビール最高でした!
夕方から専用バスにてパリへ移動。深夜にプルマンモンパルナスホテル着。


■3月7日 TUE(4日目)

<パリ市内>
終日自由視察のため,地下鉄を利用しながら,とにかくひたすらに歩きました。
エッフェル塔,シャイヨー宮,凱旋門,シャンゼリゼ大通りの高級ブランド店,オペラ座界隈とパリの2大デパート「プランタン&ギャラリー・ラファイエット」等々。
セーヌ川の中州であるシテ島からのパリの眺めは絶景で,これまで体感したことの無い,言葉では言い表せない感情を覚えました。(時間切れでクルーズ出来ず,パリでの最大の後悔となりました・・・。)


■3月8日 WED(5日目)

<ヴェルサイユ,パリ市内>
専用バスにて,終日美術研修とパリ市内研修。
ヴェルサイユ宮殿はまさに豪華絢爛で,特に天井画の迫力に圧倒されました。
フランス絶対王政でヨーロッパ全土を統治する勢いがあった当時,日本は鎖国状態だったようです。歴史背景を思うと,まるで別世界の文化・芸術面に触れたように感じました。
その後,世界最大級のルーブル美術館,ノートルダム寺院,パリ2大デパートを駆け足で視察した後,市内レストランの「参加者夕食会」で楽しい時間を過ごしました。


■3月9日 THU(6日目) ~ 10日 FRI(最終日)

朝から残りわずかとなった滞在時間を惜しみつつ,パリ市内視察やお土産購入などで,あっという間に帰国の途につく時間になってしまいました。
パリシャルル・ド・ゴール空港から羽田へ移動 ~ 現地解散。


私を含め参加者全員がヨーロッパに魅了されて,もう少し時間があれば・・・と感じていると思います。
ただし2週間の滞在でも,感想は全く同じではないかと。
日本との違いや良し悪しは,あらゆる場面で体感・吸収したものの,私の場合営業としてこの経験をどう活かすか。
(それこそが重要であり,難問です・・・。)
大聖堂の芸術的なステンドグラスを目にしてキリスト教の歴史に初めて興味を抱いたように,まずは広く物事に関心を持ち,日々の勉強を怠らず “空間づくり”に役立つ知恵を養いたいと思います。

最後になりますが,全ての関係者の皆様へ,心から感謝と御礼申し上げます。


株式会社平和マネキン 仙台支店 皆川達生

投稿日時:2017-03-29