2020年03月11日
[ 第48回 JAMDA 海外視察レポート ]
吉忠マネキン株式会社 東京店
デザイン部GRID 比浦 一貴
今回2月15日~21日までの期間に開催されたユーロショップとパリ視察に参加させて頂きました。
私自身、久々のヨーロッパ、2度目のパリという事もありとても感慨深いものがありました。
時期を同じくして新型コロナウィルスの感染拡大が心配される最中でしたが、渡航先での混乱も無く大変有意義な経験となりました。
[2月15日~17日 出発~ユーロショップ]
15日 一行は成田空港からデュッセルドルフ空港へ
到着後ケルンのホテルへ移動し市内を散策。
16日 いよいよユーロショップへ 規模の大きさと、3年に一度という希少性もあり会場はとても賑わっていました。 VMD、Shop Fitting & Store Designのホールを中心に視察。特にVMDのホールでは世界のマネキン企業が一堂に会する華やかさに感動。大半が抽象マネキンでしたが各々嗜好を凝らし次への表現を模索し工夫していた印象です。又リアルマネキンの大切さを再認識する場でもありました。
そしてこの日の夕方はケルン大聖堂見学。600年の歴史を誇る佇まいはまさに幻想的でした。
17日 ユーロショップ2目、パリへの移動 Lighting、Retail Marketing を中心に視察。スリム化と光を立体的に捉えた表現が印象的でした。
夕方はデュッセルドルフの街を散策しその後パリへ移動
[2月18日~21日 パリ視察~帰国]
前夜パリに到着し、一夜明け旅は早くも折り返し地点。
18日パリ自由視察
モンテーニュ通りやサントノレ通りでは個性豊かなショップWD を視察。マレ地区ではBHV やイータリーを、百貨店ではギャラリーラファイエットのシャンゼリゼ新店とボーグルネル新店、ボンマルシェを視察。
エッフェル塔や凱旋門等名所を巡りながら歩き通しの一日でした。
19日同一行動
ヴェルサイユ宮殿からフォーロム・デ・アールとギャラリーラファイエットオスマン店
プランタンオスマン店を駆足で視察そして夕食会へ。
20日パリ自由視察
21日帰国
ルーブル美術館から前日見逃したラファイエットのライフスタイル館を経由しモンマルトルの丘へ。
パリの芸術の歴史に思いを馳せた最終日でした。
パリ視察で感じたのは、どの店もコンセプトがはっきりしている事。その潔さが魅力に繋がっていました。
そして帰国の途に。事故も無く皆無事に羽田空港へ到着。あっという間の7日間でした。
今回の旅を通じて改めて思うのは、現地の空気の中に身を置き体感、体験する事の大切さです。
この様な貴重な機会を頂き、会社とJAMDA 会員企業の皆様に深く感謝致します。また今後もより多くの方々がこういった機会を経験できる事を願っております。
投稿日時:2020-03-11